漫画やアニメでは広島弁が使われている作品があります。
今回はその中で5つの作品を紹介します。
弱虫ペダル
弱虫ペダルは、漫画家「渡辺航」による自転車競技(主にロードレース)をテーマにした作品です。
高校1年生の主人公・小野田坂道(おのだ さかみち)が、ひょんなことから2人の同級生と自転車競技に出会い、「自転車で速く走る楽しみ」に魅了され、その流れで自転車競技部に入部してしまったが、主人公の自転車競技の思わぬ才能が発見され、それを開花させていく本格派的な青春スポーツ漫画です。
広島弁はその中で登場する広島呉南工業高校の「待宮 栄吉」や「井尾谷 諒」らが使っており、待宮 栄吉はコミック19巻に初登場します。
アニメ版では第2期の全国大会(インターハイ)で登場します。
待宮 栄吉のCVは有名声優の「関智一」が担当しており、この作品で広島弁初挑戦であることを明かしています。
君のいる町
君のいる町は、広島県出身の漫画家「瀬尾公治」による作品で、「週刊少年マガジン」に2008年から2014年まで連載されました。略称は『君町』。
広島県の田舎町に住む主人公・桐島青大(きりしま はると)の元に、突如東京から父の知り合いの娘である枝葉柚希(えば ゆずき)が居候としてやってきたことから物語が始まり、主人公と枝葉、同級生らと繰り広げる、青春ラブストーリーです。
コミック1巻から9巻までが広島が舞台となっており、主人公や地元の人が広島弁を使っています。
OADに広島編を収録。主人公の声優は広島県出身の細谷佳正が担当しており、広島出身ならではのナチュラルな広島弁を聞くことができます。
あひるの空
あひるの空は、漫画家「日向武史」によるバスケットボールをテーマにしたスポーツ漫画です。
高校1年生で身長149センチの主人公・車谷空(くるまたに そら)は、小柄ながらも母親に誓った目標実現のために、九頭龍高校(通称クズ高)のバスケ部に入部するが、不良ばかりのバスケ部は機能停止状態。
そんなバスケ部の不良たちを主人公のバスケ熱でどんどんその気にさせていき、人としてもバスケ選手としても、共に成長していく青春スポーツストーリーです。
その中に登場する、バスケセンス抜群のエース・夏目 健二(愛称「トビ」)が広島弁を使っています。
アニメ版の夏目 健二の声優は、谷山紀章が担当しており、広島弁を耳で堪能することができます。
ヒカルの碁
ヒカルの碁(ヒカルのご)は、原作・ほったゆみと漫画・小畑健による囲碁をテーマにした作品。
平凡な小学6年生の主人公・進藤ヒカルは、ある日実家の蔵で古い碁盤を見つけ、その碁盤に宿っていた天才棋士・藤原佐為(ふじわら さい)の霊に取り憑かれてしまった。
主人公は囲碁未経験だったが天才棋士の囲碁に対する想いから、囲碁の世界に入り、主人公自らも囲碁を学びながら、本物の棋士を目指して成長していく物語です。
広島弁は広島で出会ったアマチュア囲碁カップ日本代表の周平が使っています。
コミック15巻で登場します。
アニメ版の周平の声優は、広島県出身の「檜山 修之」が担当しており、広島出身ならではの自然な広島弁を楽しめます。第62局「広島最強棋士」で登場します。
たまゆら
たまゆらは、東映動画出身のヒットメーカーで知られる佐藤順一によるアニメ作品。
広島県竹原市を舞台に、横須賀市から竹原市に引っ越ししてきた高校1年生の主人公・沢渡 楓(さわたり ふう)と同級生たちによる写真がテーマの物語です。
広島が舞台ですが、主人公たちは広島弁を使っておらず、お好み焼き屋「ほぼろ」の八色 ちもが使っています。声優は広島県出身の故「松来未祐」が担当していました。
以上が、広島弁が使われている漫画・アニメの紹介でした。
ちなみに、広島県の方言一覧はこちらです。
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